一般社団法人 福島県理学療法士会

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活動状況

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  • 2017/03/19

「岩手県災害派遣福祉チーム活動報告会」参加報告

平成29年3月12日、いわて県民情報交流センターアイーナにて開催された岩手県災害派遣福祉チーム派遣報告会に参加させていただきました。

 

岩手県災害派遣福祉チームは、昨年4月の熊本地震で初めて派遣され5チームが24日間にわたり活動してきました。その経験を活かして、避難所での環境調整や福祉ニーズの把握、応急支援はもちろん、コーディネートを目的とした事務局員を常駐させて巡回型チームのハブ機能も担うなど、10月に起きた岩手県台風10号土砂災害ではチームの特性を生かした充実した活動が行えたそうです。

 

岩手県災害派遣福祉チームは全国でも先駆けの存在であり、今回の熊本支援で初めて、他県への支援で国からの費用弁償がなされました。岩手県の活動マニュアルが本県でも導入されており、今後はチームが立ち上げられている福島・宮城との連携した支援も必要となってきます。増え続ける自然災害に対応し、我々の持つスキルを活かした活動ができるよう、報告会で得た知見を福島県災害派遣福祉チームの活動に反映させていきたいと思います。

 

報告者:災害対策事務局長 蔵品利江

  • 2016/12/26

平成28年度福島県災害派遣福祉チーム員養成基礎研修 及び 平成28年度福島県災害派遣福祉チーム員養成スキルアップⅠ 研修会参加報告

平成28年12月12日(月)~13日(火)、ラコパふくしま(福島市)において、平成28年度福島県災害派遣福祉チーム員養成基礎研修会が開催された。

 

昨年に続き、今回が2回目。今までの災害を振り返り、どのように行動したのか?どのような問題が生じたのか?などの報告があった。また、実際に災害が発生した場面を想定したシミュレーションを、他職種(社会福祉士、精神保健福祉士、介護支援専門員、介護福祉士、作業療法士、理学療法士)と協議しながら行った。事例は東日本大震災で実際に発生した内容を含んでおり、参加者は真剣に取り組んでいた。

 

 

平成28年12月19日(月)~21日(水)、ラコパふくしま(福島市)において、平成28年度福島県災害派遣福祉チーム員養成スキルアップⅠが開催された。

 

この研修会は、昨年開催された、福島県災害派遣福祉チーム員養成基礎研修会を修了した方々に参加資格があり、初回の開催であった。内容は、平成28年度福島県災害派遣福祉チーム員養成基礎研修会と同様に、座学とシミュレーションであったが、2日間は、実際に災害が発生した場面のシミュレーションが中心であり、初動から派遣チームの引き継ぎまでを行った。様々な困難事例が同時に発生し、それらを解決する必要があり難易度が高い研修会であった。参考までに、参加者37名中、PT7名、OT5名の参加者でした。

 

 

感想

 

東日本大震災後より、6団体専門職チームの一員として活動を行ってきたが、今後は、福島県災害派遣福祉チーム員として活動を行っていくと思われる。福島県と福島県社会福祉協議会の主導により、組織体制がより強固となった。市町村や都道府県知事等の要請に基づき、福島県知事から派遣命令が出され、活動が開始される仕組みとなっている。

 

福島県災害派遣福祉チーム員として活動するには条件があり、

・理学療法士であること

・福島県と職場間で、派遣について協定を締結すること

・福島県災害派遣福祉チーム員養成基礎研修を修了すること

 

となっており、準備期間も必要となる。毎年、養成基礎研修会は開催されるので、災害への認識や対応力、地域貢献も含め、積極的な参加が望まれる。福島県理学療法士会理事や各支部長は養成基礎研修会の受講をお薦め願います。

 

 

研修会を企画された、福島県、福島県社会福祉協議会は勿論、東北福祉大学、宮城県・岩手県社会福祉協議会の皆様には、大変お世話になりました。この場をおかりして御礼申し上げます。

 

 

報告者:災害対策委員長 室井宏育

 

 

  • 2016/10/24

防災訓練報告

平成28年度天栄村・福島県県中地方総合防災訓練と併せて天栄村避難行動要支援者避難訓練に参加しましたので、以下に報告します。

 

日時:平成28年10月23日 9:30~12:00
場所:天栄村 屋内スポーツ運動場

 

今回は、福島県災害派遣福祉チーム2名(県理学療法士会1名、県介護福祉士会1名)が参加しました。

 

1<訓練内容>
災害派遣福祉チームの2名は、要支援者の2人に対して、それぞれ保健師と二人一組2版に分かれて行動し、一時避難所(屋内スポーツ運動場)に避難してきた要支援者①下肢障害者(車椅子使用)と②高齢者を担当しました。実際場面では、自治体の保健師とともに要支援者の健康チェック及び福祉的トリアージを行い、福祉避難所への移送が必要かどうかを判断しました。
1) 要支援者①班(理学療法士1名)
保健師とともに福祉的トリアージを行い、車椅子の支援者に対して、身体機能の状態を評価し、一時避難所での生活が困難であり、福祉避難所への移送が必要と判断した。
2) 要支援者②班(介護福祉士1名)
保健師とともに福祉的トリアージを行い、一時避難所での生活が可能と判断し、一般住民と同様に生活することとした。

 

2<タイムスケジュール>
9:30~  天栄村役場に集合。打ち合わせを行う
10:30~ 訓練開始
11:00~ 要支援者①②の避難開始。要支援者が民生委員の同行により自主避難所へ移動される。
11:15~ 自主避難所(屋内スポーツ運動場)において、災害派遣福祉チーム員と村の保健師が二人一組になり、要支援者①②の健康チェック及びスクリーニング(福祉的トリアージ)を行う。
11:40~ 要支援者①を福祉避難所へ移送する(福祉車両で移送する)。
11:45~ 福祉避難所での引継ぎ
12:00~ 訓練終了
12:00~ 県中保健福祉事業所主催の「災害健康支援活動研修会」に参加し、口腔機能低下者向けの食事(刻み食)試食・意見交換会に参加

 

感想
 福島県災害福祉チーム(以下、福祉チーム)の一員として初めて参加させていただきました。私は、福祉チーム登録研修はまだ未受講であり、未登録でありましたが、今後登録予定者として参加しました。保健師が中心となり、健康チェックしましたが、その際、一時避難所での生活が可能かどうかを判断することは、避難者にとってその後の生活にとても影響するものであり、福祉チームの役割の重要性を認識いたしました。
 村全体を挙げて行われたこの総合防災訓練であり、このような訓練に参加することも初めてでありましたが、区長を中心とした村全体の纏まりがあり、地域の力を実感いたしました。

 

報告者:総合南東北病院 舟見敬成

  • 2016/10/14

平成28年度川俣町避難行動要支援者避難訓練報告

平成28年度川俣町・県北地方総合防災訓練と併せて川俣町避難行動要支援者避難訓練に参加しましたので、以下に報告いたします。

 

日時:平成28年10月2日 8:30~10:00
場所:川俣町小島公民館、おじまふるさと交流館
参加者数:約300人

 
今回は、福島県災害派遣福祉チーム4名(県理学療法士会1名、県作業療法士会1名、県介護福祉士会2名)として参加しました。

 

1<訓練内容>
災害派遣福祉チームの4名は、それぞれ保健師と二人一組2班に分かれて行動しました。
(1)要支援者班(介護福祉士2名)
   一時避難所(小島公民館)に避難してきた要支援者(①認知症高齢者、②要介護高齢者)の支援を担当、保健師とともに福祉的トリアージを行い、福祉避難所への移送が必要かどうかを判断する。

(2)一般住民班(理学療法士1名、作業療法士1名)
   一時避難所(小島公民館)に避難してきた一般住民(50名)を対象に、体調のすぐれない避難住民に対し、保健師と連携して健康チェック等の支援を行う。

 

2<タイムスケジュール>
 8:00~ 小島公民館に集合。打ち合わせを行う。
 8:30~ 訓練開始。要支援者①②が到着したら福祉避難室へ誘導
 9:00~ 要支援者①②の健康チェック及び福祉的トリアージを行う
 9:30~ 要支援者を福祉車両で移送。その後一般住民班と合流
 9:10~ 一般住民の避難開始
      体調のすぐれない避難住民に対し、一般住民班及び保健師による問診を行う
   要支援者班も合流し一般住民への問診を実施
10:00 訓練終了

 

感想
 福島県災害派遣福祉チーム(以下、福祉チーム)の一員として2回目の参加となりました。福島県災害派遣福祉チームとは、事前に福島県広域災害福祉支援ネットワーク研修会に参加した、社会福祉士、介護支援専門員、精神保健福祉士、介護福祉士、作業療法士、理学療法士が対象となります。
 前回の訓練と違い、50名の一般住民の方を対象に福祉的トリアージを行いました。一人ひとり問診は行わず、歩行状態など外観から福祉避難室へ誘導し、福祉避難所の必要性を判断しました。
 2回の避難訓練参加を経て、避難場所によって避難方法が異なることを改めて考えさせられる貴重な訓練でした。
 

報告者:介護老人保健施設 三春南東北リハビリテーション・ケアセンター

                                  山本 栄辰

(参考情報)
 今後、10/23(日)天栄村において「避難行動要支援者避難訓練」が予定されています。

  • 2016/09/02

平成28年度福島県総合防災訓練参加報告

平成28年度福島県総合防災訓練に参加しましたので、以下に報告いたします。

日時:平成28年8月28日
場所:第1訓練会場 門田小学校
   第2訓練会場 会津総合運動公園
参加者数:約1800人(123団体)
     今回は、災害派遣福祉チーム6名(県社会福祉士会、県介護支援専門員協会、
県理学療法士会、県作業療法士会、県介護福祉士会、県精神保健福祉士会)
として参加しました。

 

 

訓練種別:福祉避難室、福祉避難所開設訓練
1<訓練の目的>
①避難所において、特別な配慮を必要とする方々を適切に把握するために、医師看護師等による健康チェック、社会福祉士・介護福祉士等の専門職によるアセスメントシート等を活用した状態把握、要配慮者の要望の聴取を行い、福祉避難所への移送の判断を行う。なお、福島県災害派遣福祉チームが派遣され、同じく対応にあたる。
②福祉避難所の開設要請、要配慮者について把握した情報の共有を行い、福祉避難所へ移送する。
③福祉避難所での要配慮者の受入準備、受入対応を行う。

 

 

2<タイムスケジュール>
 8:45~ 避難勧告・住民避難開始
 9:00~ 要配慮者受付開始、福祉避難室開設、参加団体による要配慮者の把握を行う
 9:10~ 福祉避難所の施設の被害状況確認
 9:15~ 福祉避難所の開設準備要請
 9:25~ 福祉避難所受入要請
 9:30~ 福祉避難所開設・福祉避難所へ移送開始
 9:35~ 要配慮者の受入・申し送り
10:45 訓練終了

 

 

感想
 今回は、福島県災害派遣福祉チーム(以下、福祉チーム)の一員として参加しました。福島県災害派遣福祉チームとは、事前に福島県広域災害福祉支援ネットワーク研修会に参加した、社会福祉士、介護支援専門員、精神保健福祉士、介護福祉士、作業療法士、理学療法士が対象となります。
 福祉チームは、二人一組で要配慮者の受付・アセスメント・福祉避難所への移送判断を行いました。短時間でアセスメントを行いながら、的確に判断する難しさと責任の重大さをあらためて感じました。以下の写真は、アセスメントの場面です。
 災害では、決められた役割を果たすことは勿論のこと、自ら役割を見つける積極性が必要であることを改めて学ぶことができた貴重な訓練でした。
 最後に、このほかの会場でも30種別以上の様々な訓練が行われていました。以下の写真は、土砂災害災害救助訓練の様子です。

 

 

(参考情報)
 福島県総合防災訓練のほか、9/25(日)鮫川村、10/2(日)川俣町、10/23(日)天栄村において「避難行動要支援者避難訓練」が予定されています。

 

 

報告者:介護老人保健施設 三春南東北リハビリテーション・ケアセンター

                                  山本 栄辰

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